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Pengin Photography

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ということで part2 です。part1 では星空をやったので、今回は朝の風景を・・・と思うのですが、今回は雲海しか撮ってないのでひたすら雲海の写真を貼っていくだけの記事です。

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いまの時期は朝3時半ごろになると天文薄明の時間に入り、星が見えなくなっていきます。当日の夜はかなり冷え込んだ上に無風だったのでなんとなく雲海出そうだな〜という予感がし、ふるさと館の駐車場から、美術館の駐車場へ再度移動開始。

移動は5分くらいで済むので、機材を整理して展望台の方へ。東の空が焼け始めて来た頃に一枚テスト撮影 4時ごろに撮影を始めた段階では肉眼だとほぼ何も見えてないので、ちょっと長めに露光して雰囲気を確かめてみます。 街の灯りがちらちら見えているので、まばらな感じで出るのかなと思いながら日の出まで待機。

4時半くらいにもなるとだいぶ明るくなってきて、肉眼でも雲の様子がわかるようになってきます。 思ったよりだいぶ雲が分厚い。

ここで、雲海を撮るときのシャッタースピードについて考えてみます。雲海も動いているので露光時間を長くすればするほど ディテールが消えてなめらかな表現になることが予想されます。

下の写真は、左側が4秒、右側が20秒の露光時間で撮影したものです。 動きが最も顕著だと思われる画面下側の部分のディテールがだいぶ変化します。雲の速度にもよりますが、雲海が出るときは無風に近い状態であることが多いので、ディテールを残したければ数秒、消したければ10秒〜20秒よりも長く露光時間を撮るのが良いように思います。 ちなみにこの記事のトップに使っている写真の露光時間は25秒です。

Before
After

さらに極端なケースとして2分露光してみました。いくら日の出頃の暗い時間帯とはいえ、2分の露光にはNDフィルタが必要です。 今回はND1000を使用しています。

ここまで長時間の露光してしまうと、雲のディテールが消えてしまって、遠景にかなり特徴的なオブジェクトがないと写真として成り立たないような気がします。この写真の背景にあるのはおそらく浅間山なのですが、浅間山は(美ヶ原と比べて)それほど標高が高い山でもないため、周辺の連峰も含めて雲に埋まってしまっています。。。

このあとレンズ交換をしながら撮影を続けて、完全に日が上がってきた6時頃には撮影終了、美術館から武石村側に降りて休憩からの帰宅となるのでした。

今回の機材

  • カメラ
    • α7RIII
    • α7R
    • SEL2470GM
    • SEL100400GM
  • 三脚
    • ジッツォ トラベラー1型4段
    • Leofoto LS-284C
    • ベルボン プレシジョンレベラー
    • SIRUI K-20X
  • フィルター
    • KANI ND1000
    • Nisi IR ND8
    • Nisi IR ND4
    • Cokin Nuance GND8
    • Nisi Landscape CPL
    • Nisi V5ホルダー
  • その他
    • レリーズ

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